BlueFeather マニュアル

メタデータリファレンス

文書ファイル(*.bfdoc)の頭に、: 記号で区切られたキーと値の組(ヘッダー)を書いておくことで、その文書にタイトルなどの情報(メタデータ)を付け加えることができます。

Title: 文書名
CSS: style.css
Atom-Feed: info/atom.xml

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これらの文書メタデータは、parse_documentparse_document_file などのメソッドを使って解釈したときにのみ有効です。

キー名の大文字/小文字は区別されません。

重要なメタデータ

CSS:

CSS: http://example.net/style.css

CSS スタイルシートの URL。生成される html 文書の head 要素内に、そのスタイルシートへのリンクが付け加えられる。

Encoding:

Encoding: utf-8

その文書のマルチバイトエンコーディングを表す。utf-8, euc-jp, shift_jis (shift-jis), ascii のいずれかが有効(小文字と大文字は区別しない)。 html の head 要素内に出力される Content-Type の値、および変換処理に影響する。

なお、他のヘッダーの値をマルチバイト文字列で記述する場合、 Encoding はそれらのヘッダーよりも先に記述されていなければならない。 そのため、このヘッダーは常に文書ファイルの最初に記述しておくことが推奨される。

省略された場合には、エンコーディングが UTF-8 であるものとして取り扱う。

Title:

Title: にんじんの美味しい調理法

その文書の名前(表題)。生成されるhtml文書の title 要素に、ここで指定した値が使われる。 省略された場合には、本文中にレベル1の見出し(h1)があればその内容を title 要素とし、なければ「no title」とする。

補助的なメタデータ

Atom-Feed:

RDF-Feed:

RSS-Feed:

Atom-Feed: example.xml

ニュースフィードの URL。生成される html 文書の head 要素内に、以下のようなリンクが付け加えられ、RSS リーダーなどでそのページを簡単に登録できるようになる(オートディスカバリー)。

<link rel="alternate" type="application/atom+xml" href="example.xml" />

どのヘッダー名を用いるかによって、生成される link 要素の type 属性値が異なる。 基本的には RSS 1.0 なら RDF-Feed を、RSS 2.0 なら RSS-Feed を、Atom (Atom Syndication Format) なら Atom-Feed を使うことが推奨される。

Description:

Description: 簡単にチャレンジできる、にんじんの美味しい調理法についての解説。

その文書の説明。<meta name="description" content="~"> の内容になる。

Keywords:

Keyword: にんじん,レシピ,料理

その文書を表すキーワード。<meta name="keywords" content="~"> の内容になる。

Numbering:

Numbering: yes

BlueFeather 0.30以降でのみ有効。

yes, true, on, 1のいずれかを指定すると、レベル2以降の見出し(h2~h6)に、自動で番号が振られるようになる。

使用例:

Numbering: yes

# 見出し1
## 見出し2a
## 見出し2b
### 見出し3a
### 見出し3b
## 見出し2c
<h1>見出し1</h1>
  <h2>1. 見出し2a</h2>
  <h2>2. 見出し2b</h2>
    <h3>2.1. 見出し3a</h3>
    <h3>2.2. 見出し3b</h3>
  <h2>3. 見出し2c</h2>

Numbering-Start-Level:

Numbering: yes
Numbering-Start-Level: 3

BlueFeather 0.30以降でのみ有効。

見出しへの番号付けを行うとき、どのレベルの見出しから番号付けの対象とするのかを指定する。 Numbering:ヘッダーと同時に使われているときのみ有効。

省略した場合、レベル2以降の見出し(h2~h6)が番号付けの対象になる。