WxRuby

WxWidgetsを用いた、マルチプラットフォームの強力なGUIライブラリ。非常に多くの環境で動作し、OSネイティブな描画処理を行うため見た目の違和感がないという特長を持つ。しかし、日本語ドキュメントの少なさが痛い。

• WxRuby 公式サイト
• WxRuby API Documentation
• Ruby de GUI - Rubyist Magazine（wxRubyの紹介あり）
• WxRubyでGUIプログラミング

なお、WxRubyと直接の関係はないが、以下のサイトもwxWidgetsについて理解する上での参考になる。

• wxPython 日本語解説 - Haruka Page

インストール

% gem install wxruby

なお、mswin32版の場合、WxWidgetsはインストールしなくても動作するようだ（拡張ライブラリwxruby2.soにすべてのファイルが含まれているため？）。

関連ツール

VisualWxをGUIビルダーとして利用できる。ただしVisualWxは日本語には未対応（バージョン0.87.6.0時点）。

また、WxRubyではXRC（WxWidget独自XML）形式のファイルを利用できるので、WxGladeやXRCed（wxPythonに標準添付）も使うことができる。XRCファイルの使用例については、gemの中に入っているsamples/xrc/xrc_sample.rbを参照。

• XRCedの使い方

その他、参考になるページ

• wxRubyでハマったこととかまとめ - BitArts
  • スレッド処理（重い処理）や、WxRubyのバグなどに関するノウハウ。