Rumixとは、Windows環境でRubyプログラミングを始めたい人のためのパッケージです。 同梱のインストーラを利用することによって、ruby本体、リファレンスマニュアル、いくつかの関連ツールなどを、あなたのPCへまとめてインストールすることができます。
Rumixパッケージは、SourceForge.jpの提供するホスティング・サービスを用いて配布されています。
Microsoft Windows 98/Me/2000/XP(32ビット版)
現在のRumixは、Windows VistaやWindows 7には正式対応していません。 Windows Vista環境でインストールすると、ブルースクリーンで落ちることがあるという不具合が報告されているため、できるだけ使わないようにすることをお勧めします。
なお、Windows 2000以前のOSをお使いの場合は、起動時に「gdiplus.dllがない」と言われてエラーになる場合があります。 その場合には、GDI+ 再頒布パッケージをインストールしてみてください。
Rumix 1.00 通常版には、次のものが含まれています。 このうち、ruby本体とアンインストーラのインストールは自動的に行いますが、他のものについてはそれぞれインストールするかどうかを選択可能です。
zlib.dll
, readline.dll
など)また、インストーラはパッケージ内容を展開すると同時に、以下の作業を行います。
なお、「mswin32版の動作に必要な外部ライブラリ」の中には、Tcl/Tkが含まれていません。 Tcl/Tkを利用したい場合には、ActiveStateで配布されているActiveTclをインストールしてください。
通常版と異なり、ruby 1.9.1版のパッケージにはruby 1.8.7ではなくruby 1.9.1が含まれています。
RubyGemsとRakeはruby 1.9.1であれば標準で組み込まれているため、Rumix側ではこれらのツールのインストールを行いません。 またExerbには、今のところruby1.8.7を元にしたコアファイルのみが同梱されているため、これもruby1.9.1版のRumixには含まれていません。
Rumixと同じようなパッケージとして、One-Click Ruby Installerが存在します。 One-Click Ruby Installerは、Windows環境へrubyおよび関連ツールを一度にインストールしてくれるという点で、 Rumixと構成・コンセプトがよく似ており、Rumixが大きな影響を受けたプロジェクトでもあります。
RumixとOne-Click Ruby Installerの間には、次のような違いがあります。
-rubygems
を追加しません。お手数ですが、インストーラと同じフォルダに作られる *.log
の内容をご確認の上、このページ下の一言メッセージフォームか、mailto:tetradice@gmail.comまでご報告をお願いします。
インストーラ&アンインストーラ部分は、MIT/X11ライセンスに従って配布します。
Rumixに同梱されている画像ファイルやパッケージ(実行時にインストールされるソフトウェア・文書)については、それぞれの著作者の意向に基づき、別々のライセンス・使用条件が適用されます。
詳細は license.txt を参照してください。(Rumixに同梱している文書と同じものです)
リリースされたRumixのソースコード、及び同梱パッケージはSourceForge.jp上のダウンロードページから入手可能です。
また、SourceForge.jp上で開発レポジトリを公開しています。 Bazaarがインストールされた PC 上で、コマンドラインから次のように打ち込むことで、Rumix最新版のブランチを取得可能です。
% bzr branch http://bzr.sourceforge.jp/view/rumix/master
Web上から履歴を見ることもできます。
「こんなソフトウェア/ツールを含めて欲しい」「こんな点を改善して欲しい」という要望や、バグの報告、質問などがありましたら、こちらのフォームからお気軽にどうぞ。
VisualuRuby、Ruby Facetsを同梱するようにした
ruby本体、exerb、NYACUS、NYADOSをそれぞれ最新版へバージョンアップ
インストーラ起動時、最初の画面でインストールするrubyのバージョンを表示するようにした
バージョン番号の付け方を変更。小数点以下2桁まで使うようにした
そのほか、細かな変更&修正