class Syslog::Logger
クラスの継承リスト: Syslog::Logger < Object < Kernel < BasicObject
要約
Logger のようなインターフェイスを用いて syslog にログを記録するた めのクラスです。
目次
- 特異メソッド
- make_methods new syslog syslog=
- インスタンスメソッド
- add debug debug? error error? fatal fatal? formatter formatter= info info? level level= unknown unknown? warn warn?
- 定数
- LEVEL_MAP VERSION
特異メソッド
make_methods(meth)-
ライブラリ内部で使用します。
new(program_name = 'ruby') -> Syslog::Logger-
Syslog::Logger オブジェクトを初期化します。
- [PARAM] program_name:
- Logger との互換性のために用意されています。 プログラム名を文字列で指定できますが、最初の Syslog::Logger の初期化時のみ、指定した値がセッ トされます(syslog の仕様で 1 つのプログラム名のみが 採用されます)。
syslog -> Syslog-
内部の Syslog オブジェクトを返します。
デフォルトでは、最初の Syslog::Logger オブジェクトの作成時に作ら れたものを返します。
syslog=(syslog)-
内部の Syslog オブジェクトを引数 syslog で指定したものに設定します。
- [PARAM] syslog:
- Syslog オブジェクトを指定します。
インスタンスメソッド
add(severity, message = nil, progname = nil, &block) -> true-
メッセージをログに記録します。Logger#add とほぼ同じ動作をします。
ブロックを与えた場合はブロックを評価した返り値をメッセージとしてログに 記録します。 ユーザがこのメソッドを直接使うことはあまりありません。
- [PARAM] severity:
- ログレベル。Logger クラスで定義されている定数を指定しま す。この値がレシーバーに設定されているレベルよりも低い 場合、メッセージは記録されません。
- [PARAM] message:
- ログに出力するメッセージを表すオブジェクトを指定します。 省略すると nil が用いられます。
- [PARAM] progname:
- 無視されます。
[SEE_ALSO] Logger#add
debug(message = nil, &block) -> true-
DEBUG 情報を出力します。syslog の DEBUG の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#debug
debug? -> bool-
self が DEBUG 以上の(syslog の debug)ログレベルのメッセージを記録する場 合に true を返します。
error(message = nil, &block) -> true-
ERROR 情報を出力します。syslog の warning の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#error
error? -> bool-
self が ERROR 以上の(syslog の warning)ログレベルのメッセージを記録する 場合に true を返します。
fatal(message = nil, &block) -> true-
FATAL 情報を出力します。syslog の err の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#fatal
fatal? -> bool-
self が FATAL 以上の(syslog の err)ログレベルのメッセージを記録する場合 に true を返します。
formatter -> Logger::Formatter | Proc-
ログを出力する際に使用するフォーマッターを取得します。
デフォルトでは Logger::Formatter オブジェクトを返します。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger#formatter=
formatter=(formatter)-
ログを出力する際に使用するフォーマッターをセットします。
- [PARAM] formatter:
- 4 つの引数 (severity, time, program name, message) を 受け取る call メソッドを 持つオブジェクトを指定します。
引数 formatter が持つ call メソッドは以下の 4 つの引数 (severity, time, program name, message) を受けとります。
- severity
-
このメッセージのログレベル(Logger::Severity 参照)。
- time
-
このメッセージが記録された時刻を表す Time オブジェクト。
- progname
-
無視されます。互換性のために用意されています。
- message
-
記録するメッセージ。
call メソッドは文字列を返す必要があります。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger#formatter
info(message = nil, &block) -> true-
INFO 情報を出力します。syslog の info の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#info
info? -> bool-
self が INFO 以上の(syslog の info)ログレベルのメッセージを記録する場合 に true を返します。
level -> Integer-
self に設定されたログレベルを返します。
ログレベルは Logger と互換性があります。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger#level=
level=(val)-
self のログレベルを引数 val で指定した値に設定します。
- [PARAM] val:
- ログレベルを指定します。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger#level
unknown(message = nil, &block) -> true-
UNKNOWN 情報を出力します。syslog の alert の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#unknown
unknown? -> bool-
self が UNKNOWN 以上の(syslog の alert)ログレベルのメッセージを記録する 場合に true を返します。
warn(message = nil, &block) -> true-
WARN 情報を出力します。syslog の notice の情報として記録されます。
ブロックを与えなかった場合は、message をメッセージとしてログを出力します。
ブロックを与えた場合は、ブロックを評価した結果をメッセージとして ログを出力します。
引数とブロックを同時に与えた場合は、message をメッセージとしてログを出 力します(ブロックは評価されません)。
[SEE_ALSO] Syslog::Logger::LEVEL_MAP, Logger#warn
warn? -> bool-
self が WARN 以上の(syslog の notice)ログレベルのメッセージを記録する場 合に true を返します。
定数
LEVEL_MAP -> {Fixnum => Fixnum}-
Logger のログレベルと syslog(3) のログレベルのマッピング を表す Hash オブジェクトです。
Syslog::Logger では、Ruby アプリケーションからのメッセージはシス テム上の他のデーモンからの syslog(3) に記録されるメッセージと比 べて、ログレベルを 1 つ下げて記録されます (Logger::Severity::DEBUG と Logger::Severity::INFO は除く)。 例えば、Logger::Severity::FATAL として記録した場合、 Syslog::Level::LOG_ERR として処理されます。
VERSION -> '2.0'-
Syslog::Logger のバージョンを表す文字列です。